【応用情報技術者試験】仮想記憶方式アルゴリズム(FIFO/LFU/LRU)とは

認定資格
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概要

今回は、応用情報技術者試験で出題される仮想記憶周りの用語を解説したいと思います。

午前・午後どちらでも出題されそうな内容になるので、ぜひ押さえておきましょう。

解説

仮想記憶方式における各アルゴリズムについてどのようなものか解説していきます。

各用語の違い、内容を理解していただければと思います。

FIFO

FIFOは、First In First Outの略で、最初に入れたものを最初に出す(置き換え対象にする)アルゴリズムです。

「先入れ先出し」と呼ばれることもあります。

ページング方式においては、最初にページインしたページを先に出すという挙動になります。

LFU

LFUは、Least Frequently Usedの略で、最も使われていないものを最初に出すアルゴリズムです。

ページング方式においては、最も使用頻度が低いページを先に出すという挙動になります。

LRU

LRUは、Least Relfcuently Usedの略で、最も長い期間使用されていないページを最初に出すアルゴリズムです。

ページング方式においては、最も前回の使用日が遠いページを先に出すという挙動になります。

余談:LIFO

FIFO(先入先出)の類似のアルゴリズムで、LIFOというものがあります。

LIFOは、Last In First Outの略で、後に入れたものを先に出すアルゴリズムです。

スタックがまさにそのアルゴリズムでできています。

スタックをご存知ない方は以下を参考にしてください。

スタックとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
「スタック」の意味を何となく説明しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

応用情報の試験では、アルゴリズムを前提に問われる問題があります。

ぜひこういった細かい知識まで入れておきましょう。

また良いTipsを見つけたら共有していこうと思います!

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