目次
概要
Docker Desktopがマルウェア扱いされてしまう事案が多発しています。
Dockerを再度利用できるように環境を設定する流れをこちらに記載します。
もし困っている方がいれば、参考にしてみて下さい。
docker削除作業
1. systemドメインに登録されている com.docker.vmnetd サービスを「停止・アンロード」(無効化) します。
$ sudo launchctl bootout system/com.docker.vmnetd 2>/dev/null || true
2. systemドメインに登録されている com.docker.socket サービスを停止・アンロードします。
$ sudo launchctl bootout system/com.docker.socket 2>/dev/null || true
3. com.docker.vmnetd 実行ファイル(または関連ファイル)を削除します。
$ sudo rm /Library/PrivilegedHelperTools/com.docker.vmnetd || true
4. com.docker.socket に対応するファイルを削除します。
$ sudo rm /Library/PrivilegedHelperTools/com.docker.socket || true
5. 全プロセスからdockerという文字列を含むプロセスを検索をかけ、強制終了を実行する。
$ ps aux | grep -i docker | awk '{print $2}' | sudo xargs kill -9 2>/dev/null
再インストール
再度Docker Desktopをインストールします。
公式のリリースノートから自身のPC環境に適したものをインストールして下さい。
インストール後、Docker Desktopを起動すると、権限に関するポップアップメッセージが表示されます。
パスワードを入力したら、元通りアプリケーションを起動できるようになります。
まとめ
Dockerの環境は無事修復できましたでしょうか。
エンジニアのほとんどが利用するDockerが利用できなくなり、業務に支障がでた方もいらっしゃったと思います。
ぜひこちらの手順で修復してみて下さい。
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