概要
エンジニアにとって、切っても切り離せないのがターミナルでのコマンド操作です。
GUIでできる操作もありますが、GCPやAWSを利用する時もCLI操作がほぼマストになります。
基本的なMacのコマンドをおさらいがてら、一覧化しようと思います。
ディレクトリ系コマンド
ディレクトリを移動する
cd <移動先ディレクトリ>
を使います。
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
ディレクトリを一覧表示する
ls
を使います。
以下のようなオプションも複数あり、頻繁に利用されます。
・ -a
・ 隠しファイル(ドットで始まるファイルやディレクトリ)を含むすべてのファイルを表示
・ -l
・ ファイルの詳細情報(パーミッションやリンク数、所有者、グループ、サイズ、最終更新日)を表示
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
ディレクトリを作成する
mkdir <ディレクトリ名>
を使います。
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
現在のディレクトリを確認する
pwd
を使います。
実際にコマンドを実行してみると、このような表示になります。
ファイル系コマンド
ファイルを作成する
touch <ファイル名>
を使います。touchを使うと中身が空のファイルを作ることができます。
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
ファイルを複製する
cp <コピー元> <コピー先>
を利用します。
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
ファイルを削除する
rm <ファイル名>
を利用します。
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
ファイルの内容を表示する
cat <ファイル名>
を利用します。
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
他には下記のようなコマンドもありますので、ぜひ実行してみて下さい。
・ more <ファイル名>
・ ファイル内容をページごとに表示
・ less <ファイル名>
・ 前後にスクロール可能な表示
・ grep <パターン> <ファイル名>
・ パターンに一致する行を検索して表示 ※結構便利です
ファイルに書き込む
ファイルに上書きする
echo <書き込みたい内容> > <ファイル名>
を利用します。
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
ファイルに追記する
ファイルに追記したい場合は以下のように実行します。
echo <書き込みたい内容> >> <ファイル名>
実際にコマンドを実行してみると、このようになります。
システム系コマンド
メモリの使用状況を表示
vm_stat
を利用します。
PCの処理が重いなどメモリの使用状況に懸念がある場合、このコマンドを使うことがあります。
システムの稼働時間を表示
uptime
を利用します。
筆者は、頻繁に使うことはありませんが、確認する際には以下のようにコマンドを実行します。
パッケージ系コマンド
MacユーザーはHomebrewを利用する方が多いと思います。
そのHomebrewのパッケージを管理するコマンドは以下です。
インストール
brew install <package>
パッケージ”リスト”を更新
brew update
インストール済みのパッケージをアップグレード
brew upgrade
インストール済みのパッケージを一覧表示
brew list
他便利なコマンド
ターミナルの画面をクリアにする
clear
を利用します。
実際にコマンドを実行してみます。
実行後は、以下のように画面がまっさらな状態になります。
コマンド実行履歴を確認する
history
を利用します。
実際にコマンドを実行してみると、このような表示になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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